中国・雲南省1712(03)~1日目(3)昆明をぶらぶら

昆明でのミッションを無事に終え,夜行列車の出発する午後9時まではぶらぶらします。観光地をいくつか回ります。

●3箇所回ったルート

円通禅寺

まずは,お昼を食べたところから一番近かった円通禅寺へと向かいます。
入場料として6元かかりましたが,お参りで使うお線香とろうそくの代金混みとのこと。お線香を焚いてきました。
中国の南方だからか,どことなくタイっぽい感じがするお寺です。

●円通禅寺の入り口

●真ん中には八角亭があります

●仏像が金ぴかであるのがどことなくタイ風

●千手観音でしょうか

●八角亭と奥の建物

中国は無宗教の国かなと勝手に誤解していたのか,結構真剣に参拝している人がいるんですね。かなりびっくりしました。あんまり見所が多いわけではなかったので次の場所へ…。

翠湖

円通禅寺の前からバスに乗り,次なる目的地の翠湖へと向かいます。
地球の歩き方には「昆明市民の憩いの場」ということで翠湖が紹介されています。確かに人が多い。ただそれよりもおびただしい数のカモメ!
湖にこれでもか!という数がいて,何かのタイミングでバサッと群れを成して飛んでいく…。その光景は最初はこりゃすごいと思っていましたが,次の瞬間,フンでも落とされて服についたら大変だと思ってしまい,ちょっと休憩した後にそそくさと退散してしまうのでありました。

●カモメが主人公の翠湖

鉄道博物館

次に訪問したのが鉄道博物館。Google Mapには表示されませんが,昆明北(火車北)駅の近くにあります。
車両の展示などもありましたが,むしろ昆明からベトナムまでの険しい山の中を,いかにして線路を敷いたか,という歴史について語ってあったり,また最近開通した昆明までの高速鉄道の駅舎の模型などの展示があったりで,プロパガンダ的な博物館なのか。でも,それなりに楽しめました。

●ここからスタート。入場料10元

●山の中の橋げたの写真

●その模型などの展示があります。

●列車の展示 写真では伝わりにくいが,見た目よりはるかに大きい。

●列車の展示 中国っぽい色使いの機関車

●東南アジアの鉄道未来図 中国が東南アジアを席巻するのだろうか

昆明駅でしばしの休憩

朝5時に昆明空港に到着し,ここまでノンストップであちこち回りさすがに疲れてしまいました。ここらで今日は打ち止めです。
私が乗る列車が「軟臥」という一等寝台。高等車両には専用の待合室があるだろうと思い,昆明駅に向かいました。
鉄道博物館は「火車北駅」という地下鉄駅の真上にあるので,そこから地下鉄に乗って昆明駅に向かいます。

●中国の駅はとにかく大きい。

●牛の像がお出迎え

●切符 実はパスポート番号と名前が記載されている。飛行機のチケットのよう

ネットで予約しておいた切符を交換する際は,自動販売機は使えません。対面で交換してもらいます。Please show your passportなんて,英語で話しかけられたのはここだけだったかな。

しかし,専用待合室はなく,静かなソファー付き待合室が20元ほど払えば使えるとのことだったので,そこで1,2時間つぶします。(ちなみにソファーはだいぶくたびれていましたが……)。そして,ホーム前の待合室に向かいました。

●プラットホームには時間が来るまで入れません。

●ホーム前の待合室は黒山の人だかり。

●軟臥 4人のコンパートメント

同室のほかの3人はローカル中国人。おそらく学生さんかな,という感じの年齢の方々。ちょっと話しましたがすぐに3人のペースになってしまい,やることもなくすぐに就寝です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする