トルコ1803(04)~2日目(01)2大宮殿を制覇

ドルマバフチェ宮殿

ようやく今日はいい天気になりました。清清しい朝を迎えます。

●ホテルの朝ごはんは中々種類が豊富でした。

すっかり慣れたトラムに乗り込んで,終着駅まで乗り,反対岸にあるドルマバフチェ宮殿に向かいます。カバタシュ駅からは歩いて10分以内で着きました。

●トラムの駅にあるチケットの販売機。操作は簡単です。

●トラムは街中を走り抜けます。

地球の歩き方なんかではガイドツアー必須とか書いてあったがそんなことはなく,自由に見学ができました。トルコのインフレ率が高いのか,どこでも入場料は値上がりしていて,セラムルク・ハレム合わせて60TLです。

●チケット売り場に8時30分に着いたら,まだ誰も並んでいませんでした。

●宮殿の入り口

ガイドツアーはなくなったようで,オーディオガイドを借りて自由に見学ができるようになったらしいのです。朝一番から韓国人ツアー客が大挙して訪れており,おじさんおばさんパワーにやられてしまいそうです。

●セラムルクの入り口,靴カバーをして入ります。

●セラムルクの入り口から。

ただ,朝一番で訪れたのは正解でした。さきほどのツアー客よりも少し早めに部屋を見て回って行ったところ,誰もいなくて非常に見学しやすかったのです。

実は,この宮殿,写真を撮ることが許されていません。
部屋は大変豪華絢爛で,1つ1つの部屋だのホールだのが大変広く,天井高く作られているのが特徴です。

●セラムルクの最後「儀式の間」。あまりに豪華でこっそり撮ってしまいました。

ハレムのほうは,男子禁制区域。所々「ピンクの間」「青色の間」なんていう風に色がついた名前の間があり,その色を見事表現したような広間はそれもきれいでした。

トプカプ宮殿とハレム

次は,昨日訪れなかったトプカプ宮殿とハレムです。料金は両方合わせて65TL。ミュージアムパスが使えます。

●トプカプ宮殿の入り口

入って少しすると,ものすごい人の行列! トプカプ宮殿の入場券購入の列がとんでもないことになっています。ミュージアムパスは絶対!待ち時間ゼロで済みます。

●何百人と列を作っているトプカプ宮殿の入り口

●それをすり抜けて入場ゲートに入ります。

今日は金曜日だったからか,はたまた天気が良かったからか,昨日の考古学博物館とどうよう,小学生の遠足か何かで来ているちびっ子と,観光客でいっぱいでした。逆に人ごみにやられてしまいます…。人の中を掻き分けて進む感じです。
今日は天気がよくなるだろうと踏んでいたので,青空に映える建物は美しく撮れます。

●建物は大変大きく広い

●庭園の緑がまぶしく映えます

●奥のほうのイスラミックの建物。中は青さが美しかったのですが,撮影不可の場所でした。

●アラビア文字を見るとトルコはイスラムの国であることを再認識させられます。

●遠くに見える景色

●今日もちびっ子でいっぱいでした。

トプカプ宮殿はハレムにこそ入るべきです。ここは別料金のスペースだからか,少しお客さんも少ないようです。損傷度が激しいものの,イスラミックな装飾が素敵です。

●ハレムの外観。金の装飾

お風呂

●イスラミックな壁

●何かが通る穴?

●豪華な部屋

●壁の装飾

ドルマバフチェに比べてメジャーなのか,とにかく人が多過ぎでした。見学もほどほどに,早々に後にしました。

●まだまだたくさんの人が訪れるようです。

ボスポラス海峡クルーズに参加する

思ったよりも時間が余ったので,ボスポラス海峡のクルーズとやらに参加してみます。

●とうもろこし売りの屋台。あちこちで見かけました。

●栗売りの屋台もあちこちで見かけました。

エミノニュ埠頭を歩いていると,ボスポラス!と叫んでいるキャッチのおじさんがたくさんいます。話を聞くと20TLで1時間半とのことでした。

とりあえず申し込むと,ちょっと待たされた後にバス(小さなバン)に乗れと言って,船に乗り込みます。

●降りるときに撮った船の写真。

●最初はまばらだったお客さんが

●なんだかんだ言って満員になるまで待たされました。

最初は後ろの芝生のようなテラス席にいたのですが,船の先頭に移動したら,更に気持ちがいいものでした。

●今日の朝訪れたドルマバフチェ宮殿

●海峡沿いに町があるのがイスタンブール

●ボスポラス海峡にかかる大きな橋。アジア側とヨーロッパ側をつなぎます。

●橋の袂にあるモスク

気持ちは良かったのですが,いかんせん寒くて仕方ないので,たまらず船内に移動します。
温かい紅茶を入れてもらいましたが,9TLってちょっとぼったくりじゃないの?と思いましたが,仕方ありません。
結局3時間くらい拘束されてしまいましたが,気持ちよかったので良しとします。

モザイク博物館

モザイク博物館に寄る前に,何やら人がたくさん集まっているところがあって入ってみました。

●小さなお墓が手前にあるも,奥には人だかりが。

●スルタンアフメット1世のお墓だそうです。

ブルーモスクが完成した翌年に亡くなったとか。400年間ここに眠っているのですね。

●天気が良いのでちょっとしたモニュメントも綺麗に映ります。

●アヤソフィアはほんのりピンク色です。

モザイク美術館はミュージアムパスで入れる施設です(15TL)。実は昨日も来てみたのですが,時間オーバーで入れずに,もう一度リベンジ訪問です。

●閉館時間が上から紙が貼られたりして,本の情報が全くあてになりません。

モザイク美術館は,5mm×5mmくらいの小さなタイルやら,石を組み合わせて絵を描いている,そういうものが多数展示してあるのです。博物館の壁にかけられた絵もすばらしいのですが,博物館の床に敷き詰められた大きな絵が大変見事でした。

●床一面に広がるモザイク画

●子供たちが鳥を追いかける絵があると思えば,

●鳥と蛇が絡み合っている絵

●何かを食べています。

そんなに広くはないのですが,十分に見応えのある絵でした。ホテルに一度戻って,携帯の充電をして再び出陣します。