難易度の高いエジプトバス
1日目の午後は,カイロまでとりあえず出てみようという計画です。とりあえず宿から大通りに出て,いわゆるミニバスを捕まえて
「Subway Station」
と運転手に言うものの,全く通じない……。
3台か4台か捕まえたものの,Subwayと言ってもだめなんですね。
そこらへんにとまっているトゥクトゥクにもSubwayでは通じません。
とりあえず困り果てて,しょうがないので大通りまで歩いてみることにしました。
●15分くらい歩いたか。1km以上歩いたみたいです。
地図を見ながら,この大通りまで出れば,後は何とかなるだろう,という判断です。
するとここで,
「Metro,Metro」と叫んでいるお兄ちゃんが!
Subwayじゃなくて,Metroだったんだ……。
1つ知識を得て,バスに乗り込みます。2ポンドでした。
途中途中にバス停なんてないんですね…。好きなところで乗ったり降りたり。渋滞とクラクションはひどいものです。
(ちなみに次の日は,もう少しわかりやすい方法を見つけました。)
エジプトのメトロ
これは旅行者にとっては優しい乗り物でした。窓口にたまっているエジプシャンに倣って,1ポンドを出せば,切符をひょいと渡してくれます(写真がなくてすみません)。
考古学博物館のあるSADAT駅までは,1号線で1本なので迷うこともない!大変便利です。
考古学美術館
こちらはSADAT駅を降りて,後ろを振り返るとガイドブックに載っている建物が見えるので,簡単に到着しました。
本には「カメラ撮影禁止」なんて書いてありますが,チケット売り場では
「写真撮影したければ50ポンド払えばOK」ということ。なんだか300ポンドも払えば動画撮影なんかもOKとか言われましたが,さすがにそこまではいらないので,入場料の75ポンドと写真撮影の権利を持って入場です。
写真ガンガン撮ったんだけど,そういえば一度も「お前エクストラ切符持ってるか?」とチェックはされなかったような?
●博物館の外観
●展示物1 片足が出てるのが特徴か。
●展示物2 夫婦の像。
●展示物3 なんだろう?
●展示物4 黄金のマスク
●結構人多かったです
エジプトっぽさがここに凝縮されているような,でもなんとなくごちゃっとして,理路整然という感じではありませんでした。
この博物館の重要ポイントは
(1)ツタンカーメンの黄金のマスクを見る。
おおー。金ぴかだ。でもこの部屋だけは写真が撮れない。撮ろうとした人がピピピッ笛で注意されてます。
(2)ミイラ室でミイラを見る
別料金か……。ううむ,パス!
ということで(1)を見たのでそれなりに満足です。
あまり広い博物館ではないので,90分程度で十分でした。
帰りもバスがちょっと大変でした
明後日にギザからアスワンまで列車で移動。そのために,鉄道の駅はどこかいな,と探すと,メトロの駅は高架で地下鉄部分ではないのだけれど,そのすぐ真下に駅がありました。Google Mapが若干南側に鉄道駅があるマップになってるんですが,間違ってました。
●El-Gizaというのが鉄道駅だが,実際には上にあるメトロギザ駅のすぐ真下にある。
下見をし終えて,さぁ宿に帰ろうとギザのミニバス乗り場で
「スフィンクス! スフィンクス!」と叫ぶと,もうピラミッドはクローズしたからダメだぞ,と教えてくれる。
それでもいいから乗せてくれと頼んで5ポンド払って乗り込みます。ミニバス,というか乗り合いタクシーです。
ただ,これがまた,下ろしてくれたのがもう1つのピラミッドの入り口のところ。
「いや,いや。ここじゃなくてスフィンクスのまん前まで言って欲しいんだけど」と言っても,
「このバスはそこに行かないんだよね」って,おい!
とりあえず,行きにミニバスに乗ったところまで連れてってもらい,帰りも1km以上歩いて,宿に戻れたのでした。