シャングリラを歩く
シャングリラ。桃源郷…。理想郷…。そんなイメージが先行します。イギリスの作家が書いた本の中で登場した地名でした。以前までこの地は別の名前でよばれていましたが,中国が「この地こそシャングリラだ」と名前を変えてイメージ戦略を取ったんだそうです。その後観光客がドッと押し寄せるようになったのだとか。言った者勝ちですね。
シャングリラの町の南には独克宗古城という古い街並みがあります。実はここは2014年に大火事で大半が焼失してしまい,再建の真っ最中とのこと。古い街並みは潰れてしまいましたが,新しく作った建物を古民家風に建てているので,初めてきた観光客には物珍しく映ります。ちょっとテーマパークっぽくなってはいますが…。
●ホテルに向かう途中にあったチベット風の建物
独克宗古城の亀山公園
古民家が集まる亀山公園を訪れました。
公園の真ん中にはお寺があり,階段を上がっていきます。
標高が高いところの階段なので,10段ずつ上がっては休み,上がっては休み…。
この公園の特徴は何と言っても巨大な黄金のマニ車。
マニ車の中にはお経が入っていて,それを1周まわすとお経を1回読んだことになるということで,大小様々なマニ車が存在します。
到底1人で回せるような代物ではなく,近くにいる人と力を合わせてまわしてきました。息も切れます。
●独克宗古城内の山の上にあるお寺
●巨大なマニ車
●巨大なマニ車を回す
●再建は進んでいるように思います。
●標高が高いからか空が抜けるように青い
●お寺の入り口:模様が特徴的
ヤクミルクを飲む
お寺の訪問を終えて街をブラブラと。おばちゃんがミルクを売っていたので飲んでみました。あったかいミルクと蒸しパンあわせて10元だったかな。ここでもWechat Payが使えるなんて,浸透度がすごい。珍しがって支払います。
●ヤクミルク売りのおばちゃん。あったまります。癖はあまりない味。
●広場近くの門。火事のあと新調したのでしょうか。
●派手な色使いのライトアップしたてのお寺。
今日のお宿は独克宗古城の中にあるホテルです。家族経営の小さなゲストハウス風のホテルでした。
●お世話になったAged tree hotel
●シーズンオフだからかお客さんは私とあと1組?かな?
●こじんまりとしたアットホームなホテルでした。格安です。