嗚呼，麗江古城
もう10年以上昔，私が香港を旅行していた時，電車の中である女性に出会いました。日本語のガイドブックを持ちながら次に行く場所を探していて，日本人の旅行者だと分かったからか話しかけてきてくれたのです。
確かそのあとに，食事か何かをして「ここから次に麗江に行く」と言って別れ，そのあとメールでたくさんの写真を送ってくれたのです。名前も知らないその方とはその場限り。当時の麗江の写真は私に強烈な印象を残しました。
今回の旅行は，麗江が一番の目的でしたので，10年越しの思いを果たすことになったのです。
●麗江地図，百度地図より拝借
麗江古城は，この図の緑色の部分。ここで囲まれた2km四方の地域は車が立ち入ることはできず，歩いてのみ入ることになります。
いくつか入口があるのですが，以前は「古城維持費」というものを徴収し，そのお金をもとにして街並みを整備していたらしいのですが，今(2018年1月)は古城内を散歩するだけならば必要なくなったらしいのです。
古城地域に入った途端，雰囲気を感じました。石畳の路，狭いところに作られた川と樹木。
嗚呼，ベネチアのようだ。
ベネチアの街も車が入れず，ごちゃっとした小道。水路…。
他の場所とは異なる時間の過ごし方ができそうです。
●最初に撮った写真
●小川が流れ，細い路地を歩きます。
