中国・雲南省1712(01)~1日目(1)昆明の龍門

昆明の地下鉄は非常に綺麗でした。

本日だけの滞在である昆明。昆明でのミッションは
1.西山公園に行って竜門を見る。
2.SIMカードの手続きをして,中国の電話番号をゲットする。
3.中国の現地旅行社に連絡を取って明日の朝のツアーに参加する。
というもの。昆明のイミグレは難なくクリアして地下鉄に乗ります。

昆明空港から市内中心部までは,ちょうど地下鉄が2017年の8月に開通したとかで非常に便利でした。
しかし,切符売り場で最初の難関。「100元札が使えない!」自動券売機です。
ヨーロッパを旅行しているときも高額紙幣が使えないこと間々ありますが,中国でも同じ洗礼を受けました。

お金を崩そうと思って近くの売店に入るも,
「小銭のおつりないんだよね」
と断られてしまう始末。何とか近くの食堂で両替してもらってから券売機で買います。
地下鉄の内部はさすがにできたてホヤホヤで,綺麗な車内と綺麗な駅舎。快適そのものでウトウトしていました。

西山公園駅→龍門まで

空港から地下鉄6号線に乗り東部汽車駅まで(延伸計画があるらしいが,暫定終点駅です。)。
そこから3号線に乗って終点の西山公園駅まで乗ります。西山公園駅から少し歩くと,龍門への入り口がありそこで説明を受けます。
「ここからバスに乗って,ロープウェーに乗って,まずは一気に龍門まで上がります。そこから少しずつ下ってきて電動車に乗って,またここまで帰ってきます。別々にチケットを買うと,龍門の入場券あわせて100元かかるけど,セット券を買うと88元+保険の2元で90元」
大変丁寧に説明してくれたのが印象的でした。誠実に丁寧に説明してくれます。
ここでは体力を温存したかったので,セット券90元を購入しました。
「バスがもうすぐ来るから待っててね」
と,トランシーバーを使ってバスを呼ぶと,すでに前の停留所から乗ってきた人でいっぱいでした。

●切符売り場にある各切符の説明 明確に切符の種類と価格が表示してあります。

●西山公園の全景図 どこまでバス,どこまでロープウェーなどと説明してあります。

●切符 各場所場所で切符を見せたらパンチで穴をポコッと開けます。

セット券で大正解

88元は結構高いのでどんなものかと思っていましたが,おそらく正解でした。
西山公園駅から龍門入り口のロープウェーまでは,舗装された道をバスが走るので,ハイキング気分,とはなりません。このバスで10分程度乗っていましたので,歩いたら1時間以上はかかったでしょう。

龍門入り口から頂上まで,これまたロープウェーではなく下からゆっくりと上がっていったらそれこそ数時間かかりそうです。素直に皆さんに従って正解です。
ロープウェーに乗り15分ほどで頂上へ到着。少し下ると龍門に到着します。
●長い長いロープウェー

●ロープウェーから見る景色

龍門とお寺

こんな崖の険しい山肌にどうやって道を作ってどうやってお寺を作ったんだろう,という感じの龍門です。「登龍門」という言葉があるように,龍門まで上がってきた魚が竜になることができる,という登龍門。地元の観光客が多くて写真を撮るのも一苦労でした。
龍門自体はあまり大きくなく,また地元観光客が大変多かったので,早めに退散します。帰りは階段を少しずつ下りていくので,上がってくるよりかはずっと楽です。
●人が多くて写真がうまく撮れなかった龍門

●崖の道には,岩を切り開いたようなものもありました。

●ちょっと下から撮影した龍門

●降りる途中には様々なお寺があります。

基本的にゴツゴツしたいわば道を歩くことになりますが,もしも上がって龍門まで到達するのか,と考えるとぞっとします。
順調に西山公園と龍門の訪問を終えて次のミッションです。

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