郷土史博物館
郷土史博物館というところに寄ることにしました。
適当にバスに乗り込み,2,3のバス停を過ぎたところで降ります。ちょっとだけでも歩く距離が縮まって楽になります。
●バスの中。バスと言ってもマイクロバスなので小さい。
●入場門。Muzeiと書いてあるのでここでしょう。
今日は雪の日。どこでも雪かきをしている人がいます。お掃除のおじさんに「ムゼイ?」と話しかけると,門番のおばさんを呼び出して博物館の鍵を開けるシステムです。お客さんが少ないからそうなっているのだと思われますが,このシステムはどうも遠慮をしてしまいます。
●博物館で見つけた,ちょっと清潔なでもニーハオトイレ
入場料は写真代込みで22,000スムでした。
建物が2つあり,最初の建物は歴史的なものとかその紹介みたいなもの。そして上の階に進むと,動物の剥製があって何やら自然に関するものの紹介です。あら?この博物館は拍子抜けしたかと思いました。
●歴史っぽい展示
●なぜか動物の剥製
●下の階でウズベキこたつ再び発見!
ただ,次の建物の鍵を開けてくれたときに,思わず声を上げるほどでした。影の壁面も天井の装飾も凝っていて,ここを見るために,この博物館に来たほうがいいなと思ったほどです。
●入り口からちょっと興奮していると
●見事な客間の装飾にうっとりします。
●天井
●壁面も凝っています。
●奥側から手前を望みます。
ピアノが数台あったが,もうちょっとうまかったら弾いてみてもよかったのかもしれないなと思いつつ。道具というものは使われないとかわいそうだな,と思ってみたり。
奥に行くと,新聞やら印刷機やらがおいてありました。昔ここで使われていたものかもしれません。
●印刷機
この建物を後に見たのは良かったです。満足して次に向かいます。
第1ハマム
その博物館のすぐとなりに第1ハマムというのがあるので覗いてみようと思いました。ちょうどハマムから若い女性が一人出てくるのを見つけました。
●ハマムの外観
英語で話しかけるものの,受付のおじさんはまったく英語を話さず,指を1本立てて,「1?」「1?」ということだけを繰り返します。。
私は「自分はひとりできましたよ」という意味での「1」という意味でしたが,それは見ればわかりますよね。
おじさんは「プライベートルーム」という意味で捉えたらしかったのです。10,000スムを支払うと「あのおばちゃんについていけ」と指示されて,個室の空間が与えられました。それまではみんなで入る銭湯のようなものを想像していたのですが,これは気兼ねなくハマム体験ができるので大変ありがたいです。
●与えられた部屋は個室でした。脱衣場
●となりの部屋はシャワールームです。
●シャワールームの横には……。
●もうもうとスチームが出ているサウナルームが!
おばちゃんにタオルを貸してくれというジェスチャーをすると,垢すりタオルと石鹸とともにタオルを貸してくれました。(10,000スム)
●タオル,垢すりタオルと石鹸のセット。使用後です。
サウナの温度は日本のものよりも熱くはありません。じっくりと入ってじっくりと汗が出てくるようです。せっかくなので垢すりタオルで体中をこすると,これでもかというほど垢が出てきました。
15分ほどサウナで蒸されて,シャワーで洗い流します。再びサウナに入るとまた,再び垢がボロボロと出てきます!どれだけ大量の垢を溜め込んでいたのでしょうか!
結局3セット繰り返して出ることにした。湯船こそなかったが,さっぱりしてハマムを後にしました。
●ハマム内のたぶん避難経路図のようなもの。下がおそらく大部屋で,右が私の入った小部屋群です。
●プライベートルーム方面の廊下
帰り際におばちゃんと孫らしき小さな子が入っていくのが確認できました。プライベートルームは家族で使うのも持ってこいですね。大変気持ちのいい時間を過ごしました。
●ハマムの入り口です。おばちゃんと子供が入っていきます。
グムデパート
モスクワを訪れたとき,赤の広場に隣接するグムデパートに行ったことがあります。非常に綺麗で色々なお店が入り,また食事もできた,という覚えがあったので,お昼を取ろうとか考えていました。
GoogleMapを頼りに,こちらのデパートに行ってみましょう。
●太陽のマークの上に,グムと書いてあるのだろう…。
ただ,このサマルカンドのグムデパートは想像とはかけ離れていました。まず店内は,大変薄暗く,建物の内部もさほど広くなく,端から端まで歩いても数分で終わってしまうほどです。店内の案内図を見ると2階だてのようだが,2階への階段が薄暗く,またエスカレーターも止まっていました。
●店内。天井がむき出しで,照明も半分ぐらいした付いていないので,暗く感じます。
ただ,商品は面白いものが多かったです。壁掛けの時計やら置物やらが多くある印象で,お金持ちの人の家にポンと置いてありそうなものが多かったですね。茶器もいくつかあって,ウズベキスタンの自分用の土産として,こういうものもいいかなと考えました。
●ウズベク茶器。セットで揃えたくなります。
●きらきらの置物群。暖炉の上とかに置くのでしょうか。
●時計もたくさん。
●壁掛けの絵。ものすごい趣味。
食事するスペースを探していたのですが,残念ながらここにはありませんでした。
本屋kitob orami
3番バスに乗り,1つか2つか乗って,次のバス停ですぐに降りました。
偶然本屋を発見したので覗いてみます。
●偶然見つけた本屋さん。
かばんはロッカーに入れるように促されます。かばんに本を入れて盗まないようにするためですね。ヨーロッパのスーパーでは,自分の荷物はロッカーに入れるよう言われることもよくあります。
本屋さんでは,何か色々なイベントをやっているようでした。
奥に入り込むとかわいらしい洋服を着た幼稚園生たちが歌を歌っています。
●お姉さんに合わせてお遊戯中のこども
●可愛らしい洋服を着ています。
一番奥のスペースでは民族衣装を着た人たちが,何やら音楽を演奏しています。
●大変磨り減ったバイオリンを使って弾いている人
●民族衣装を着て楽器を弾いています。
●女性は写真に少し照れていました。
なんだかちょっと不思議な本屋でした。本が本棚に納められているのではなくディスプレイされているのが多く,ということは実は本の種類はさほど多くなかったのかもしれません。
●ディスプレイされている本
ここでは韓国語の学習本を見つけましたが,日本語関連の本はありませんでした。日本人がもっと増えれば,日本語の本も置かれるでしょうね。
●韓国語初級とかかれた本
●額に入れられたポスター。こんな風に写真が撮れたら素敵です。
●写真の力はすごい。写真は芸術です。
なにか写真集のようなものがあればと探してみましたが見つけられませんでしたので,絵葉書だけを購入してあとにします。(ブハラものとサマルカンドもの9,000スム×2)
そこから,2,3件隣のいつものコーヒーショップでWifiを使わせてもらって,お茶を飲んでホテルで休むことにした。
●お茶とサラダ。昨日と同じ。
●半ラーメンならぬ,半ラグメン。小さいお碗でした。全部で15000スム。安い!
ホテルには浴槽がついていたので,お湯をはってもう一度お湯につかりました。
●お風呂場。湯船があるというのはなんとも嬉しいことです。