遊歩道にはカートが走っています。
●レギスタン広場の先にあった像。先代の大統領だそうです。
地図を見ると,この先にビビハニムモスクがあるのですが,電動カートがあります。
●電動カートが待ち構えています。
何処まで連れてってくれるかわかりませんが,とりあえず乗ってみました。皆さんが1000スムを払っているので,それに倣います。
このカートは地球の歩き方で「遊歩道」となっているところを走っているようです。ここは車の乗り入れが禁止のようで,道の両側はお店が並んでいます。
●遊歩道は,車が乗り入れていないので綺麗です。
途中で乗り降りが可能なようです。小学生が降りましたので,一緒に降りてみました。止まった場所は「インフォメーションセンター」の目の前でした。ただ,ここは3月まで開いていないとのこと。中を覗いてみると,パンフレットなど配布しているようでした。
●インフォメーションセンター
●3月までお休みのようです。
ビビハニム廟とビビハニムモスク
そのインフォメーションセンターから5分ほどさらに歩くと,ビビハニムモスクがあります。すると,先ほどの電動カートはビビハニムモスクの前(ショブバザール入り口)まで走っているようでした。距離にすると1kmほどですが,やはり交通機関があると体力が温存できるので,帰りは使っていきましょう。
ビビハニム廟
ビビハニムモスクとビビハニム廟は向かい合って並んでいます。まずは小さいほうのビビハニム廟に入ります。(入場料17,000スム)
中の人によると,ティムールの第1妃,ビビハニムのお墓,ということですが,Mother,Motherと話していたので何か私が勘違いをしているのかもしれません。
●ビビハニム廟
●中に入ると,みんなが下をのぞいて見ます。
階段を指差され,下に下りるように言われました。地下にはお墓が祀ってあります。
先ほどから,ウズベク人がお祈りをしていますが,お祈りのときの動作が独特です。最初,何人かのうちの誰かがお経を唱えるか,心の中で唱えるかしています。そのうち,胸の前で手で水をすくうかのごとく形を作ると,周りの人もいっせいに胸の前で手を丸くします。お経を唱え終わると,その丸くなった手で顔を洗うような動作をして,またその手を胸の前に持ってきて,しばらくすると終わります。それを繰り返したウズベク人は,その墓前から去っていきました。
●下に下りると墓石がありました。
●絨毯も美しい。
ビビハニムモスク
●大きなファサードを持つビビハニムモスク。
入場料22,000スムらしかったのですが,20,000スムだけ渡してもたもたしていたら,2,000スムはいいよ,と言って,おまけしてくれました。
私が入るとすぐに奥から「ガイドをしますよ」と女の子とが声をかけてくれましたが,自分のペースで見たいのでお断りしました。
●内側から入り口を見返す。
確かに大きなモスクなのですが,お客さんがほとんど入っていないのでむしろ寂しささえ感じます。一番奥は修復中らしく,表のファサードを見るのみで中は入れません。
ここでは中央に巨大な書見台(クルアンをおく台)があるのらしかったのですが,見忘れてしましました! 雨が降っているので注意がそこまで及ばなかったのでしょう。残念です。
●モスクの内側の部屋はやっぱりお土産やさんになっている。
●一番奥は工事中でした。
実はこのすぐ横にショブバザールがあるのですが,こちらの訪問は後回しにして次へ向かいます。
ハズラティ・ヒズル・モスク
実は遊歩道を歩いているときから,このモスクは見え始めていました。
●遠くに見えるハズラティ・ヒズル・モスク
このモスクは内装もまずまず美しいのですが,少し高台になっている所にモスクがあるので,ここからビビハニムモスクを見ると,大変美しく見えます。
●遠くにビビハニムモスクが見えます。
●別の角度を見ると,交通量が多いこともわかります。
このモスクには,ウズベキスタンの先代大統領,カリモフ大統領のお墓がある,ということでした。確認する前に下りてしまったのですが,綺麗で新しい祠があったので,おそらく以下なのかなと思います。
●綺麗な建物の中に
●墓石がありました。
●その周りの広場には椅子があり,熱心にお祈りをしています。
ここでもお前はミナレットに登りたいだろう,話しかけられましたが,ここでも十分高いところから観察できるのでパスします。
そういえば,ここでは入場料らしきものは支払いませんでした。
シャーヒズィンダ廟群
●シャーヒズィンダ廟群の入り口
ここはサマルカンドでレギスタン広場の次に来てみたかった場所です。
先ほどのモスクから,歩いて10分ほど建つと,シャーヒズィンダ廟群に辿り着きます。
入場料12,000スム+写真代が6,000スム=18,000スムを支払い,廟群に入ります。
サマルカンドブルーといえばここの写真が使われることが多いのですが,細い道の両側に小さな青色のお墓がたくさんあるのです。
確かに青の道が綺麗なのですが,今日はいかんせん雨!大変残念です。
●細い小道にお墓があるので写真に納まりきりません。
●反対側から
●ひとつの部屋に入ってみると,内装もおしゃれ
●幾何学模様はどれも精密
●入り口から特殊カメラを使って撮影する人が来ました。
●あるカップルがサマルカンドブルーをバックに写真を撮っていますが,髪の毛が濡れてしまってかわいそうでした。
奥まで進むんで右に曲がると,部屋の中には入れるのですが,その一番奥の部屋の内装が見事なので,敬虔な信者を邪魔しちゃいかんなと思いつつも写真を撮ってしまいます。
●途中のモスクのような場所
●最後のお部屋は内装が美しい
●壁画も美しい
●天井装飾も美しい
ボキャブラリが少なくて,美しいしかいえないのですが,なるほどこれは美しいお墓群でした。明日は願わくば晴れることを! もう一度来て,サマルカンドブルーを体験したいものです。
●帰り道でもう一度撮りました。