朝は7時に起床
寝台車はこれでもか,というくらい暖房が効いているので,暑くて仕方がありませんでした。朝起きると,ウチュクドゥクという駅にちょうど停車しているようでした。6時間近くは眠れたようです。
●ウチュクドゥク駅にて。20分停車の駅ですが周囲に何にもありません。
●時刻表。かなり時間に正確でした。
●編成表。40人が乗れるようです。
●廊下です。中国で乗った寝台とほぼ同じです。
●廊下にコンセントがあったが,通電していませんでした。
私は上段座席だったので,パソコンを取り出して寝ながら書きものをします。同じコンパートメントの人たち,おじさんは実は家族ではなかった模様。それぞれがそれぞれのペースでなにかおやつを食べたり,携帯で遊んだりしています。
おじさんにお茶を誘われ一杯いいただきました。
おじさんは外国人慣れしているようで,英語で話しかけてきますが,その2人連れの家族との話を咲かせていました。
●車窓から。ほぼ同じ風景が延々と続く。
下段に座って景色を眺めていると,ずっと同じ砂漠の景色です。
上段に戻るととても暑くたまったもんじゃありません。
防寒設備は完璧のようです。
おじさんがウルゲンチの1つ前の駅で降りましたので,私は下段に移って座ると,お姉さんが英語で話しかけてきました。ここでもやはり名前を言い合いましたが,ウズベク人の名前は長くて難しいのです。
ただ,お姉さんは「私の名前はクイーンという意味なのよ」と教えてくれました。残念ながら,お母さんはロシア語しかわからず,ちょっとだけ話したに留まりました。
●降りる寸前のコンパートメント下段。
●降りる寸前のコンパートメント上段。色々とぐちゃぐちゃ…。快適に眠れました。
ウルゲンチ駅→ヒヴァまでの道のり
さて,ウルゲンチ駅に到着です。サマルカンドとは打って変わってこちらは青空が広がっています。
●乗ってきた列車からすごい数の人が降りてきます。
●出口の外では,どこでも同様,タクシー待ちのおじさんがずらり。
●ウルゲンチの駅舎。ブハラの駅にそっくりです。
ネットでの下調べとともに,お母さんからも教えてもらったように,19番バスに乗って,デフコンバザールを目指します。
●駅を出て右に歩くと,すぐに19番バスは見つかります。
サマルカンドとは異なり,また田舎町に来たようです。青空が抜けるようです。途中,高いビルなどもありましたが,混んでいません。
●バスの中から。青空が本当に美しい。
デフコンバザールに到着しました。バスターミナルになっています。終点なのかもしれませんが,詳細はわかりません。とりあえず700スム(実際には1000スム払って200スムだけおつり)払って降りることにします。
●バザールのすぐそばにターミナルがありました。
さて,ここからシェアタクシーに乗ってヒヴァまで行かなければなりません。どこにタクシーがいるのか見当がつかないので,色々と話しかけてみます。
1人目35,000スム→高すぎる。。さようなら。
2人目40,000スム→値上がってるし。。さようなら。
地球の歩き方だと,4,000スムとか書いてあるので,これはないはずだと思います。すると誰かがあっちへ行けと教えてくれると,そこに乗り合いバスを発見しました。
●19番バスはこのように矢印のようにバザールに入るので,少し北側に歩くとhamkor bankが見えます。その左となりが乗り合いバス乗り場です。
●乗り合いバス乗り場にて
●ヒヴァ?と聞けば簡単に見つかります。
乗り合いバスなのですが,なんだか15人くらいぎゅうぎゅうに詰め込んで発車します。偶然女の人ばかりがいっぱい乗り込んできて,私の居場所が居場所がありません…。時間にして30分ほど。料金はたったの2,000スムでした。
●ぎゅうぎゅうの車内。女の人はバッチリとブーツを履いて決め込んでいます。