ウズベキスタン1802(04)~1日目(2)ブハラの建築を見て回る

チョル・ミナル

Ucellのショップから一番近いチョル・ミナルからいきましょう。
歩いて10分くらいで着くのですが,大きい通りから中に入って,住宅街の中を抜けると,突然現れます。

●チョル・ミナルまでの地図

4本のミナレットという意味のチョル・ミナルミナレットのやさしい水色が眩しく映ります。
地球の歩き方によると,ミナレットのてっぺんにコウノトリの巣があったのだとか。それをモチーフにしたのか,鳥の巣のオブジェがありました。
ただ,なぜか門は閉ざされていて入れません。。。外から外観だけを見て終わりです。また明日以降来て見ましょう。

●やさしい色の4本のミナレット

●鳥の巣のオブジェを後から作ったのでしょう。

ナディール・ディヴァンベギ・メドレセ

ラビハウズのすぐ東側にあるメドレセ。本来ならばイスラム教では偶像崇拝はタブーであるにも関わらず,顔が書かれている,という神学校です。

●門構えの鳳凰が太陽に向かって飛んでいる。

●その太陽の中に顔が!

●200スム札にも描かれています。

中に入ると中庭はおみやげ物売り場になっていますが,閑散としています。
夏季には民族舞踊のショーも行われるらしいのですが今は冬季なので開かれません。残念です。

●中庭はがらんとしています。おみやげ物屋さんだらけ。

●ひょうきんなおじさんの像:神学校の先生だそうです。

クカリダシュ・メドレセ

そのすぐ北側にあるメドレセ。これも神学校です。
門構えと中のつくりがほぼ同じなので,どれも同じように見えてきました。

●門構え

●中庭

中庭の奥に1つ開いているところがあって,中には入れます。
ここのおばちゃん「チケット」と言います。中を見るならば10,000スムだと。
言われるがままに支払うと無造作にお札を机に置きました。
中は2,3の部屋があってそこで神学校の生徒がどうやって過ごしていたかを見ることができるのですが,でも5分もかからずに見終わってしまいました。おそらくはだまされた,というわけです。悔しい。

●部屋の中,こたつのような机がありました。

ウルグベク・メドレセとアブドゥールアジス・ハン・メドレセ

商店街を抜けるとウルグベク・メドレセとアブドゥールアジス・ハン・メドレセが向かい合わせに建っています。アブドゥールアジス・ハン・メドレセが今までと少し異なるところは,門構えにちょっと装飾が出てきた点でしょうか。地球の歩き方によるとオスマン・トルコからの影響があると書かれていますが,ピンク色を用いたかわいらしいメドレセです。

●ウルグベク・メドレセ

●アブドゥールアジス・ハン・メドレセ 逆光になりうまく撮れませんでした。

カラーン・ミナレットとカラーン・モスク,ミルアラブメドレセ

このミナレットとモスク・メドレセがブハラの町で一番大きい門構えをしているのではないでしょうか。ミナレットがある,ということはモスクがあるということ。門構えは同じような感じですがモスクの中庭は広く,一番落ち着いて見学でき(お土産屋もなく),休憩することもできます。ミルアラブメドレセは,門の口の部分までは入れるのですが,そこから中には入れません。今でも学校として使っているから,関係者以外立ち入り禁止,ということらしいのです。

●カラーンモスクの入り口

●中に入ると小さな広場ともう1つゲートがあります。

●内側から外に聳え立つミナレットとともに

●ミルアラブメドレセの門構え。後ろにある2本のミナレットが美しい。

ボラハウズ・モスク

もう少し西側を歩くと,ボラハウズモスクがあります。
モスクの正面にある彫刻が施された柱があるのが特徴です。
中に入るとお祈りをしている信者がいらっしゃいましたので,静かに写真を撮ります。

●特徴のある入り口

●中は薄ぼんやりとライトアップされていました。

イスマイール・サーマーニ廟

さて,最後にお墓です。中央アジアに残る最後のイスラーム建築ということです。今まではタイルや色などに特徴があったのですが,レンガの装飾そのものに特徴があります。ずっと埋まっていて,1925年に発見されたらしいのです。

●GoogleMapだと地図にないのですが,大通り沿いに公園の入り口があります。

●公園の入り口

●レンガ造りのお墓です。

なぜでしょう。ここにも入ることができませんでした。明日になってもう一度来て見ましょう。

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